作品制作に必要な、基本テクニック習得のためのレッスンです。
手作業的な様々なテクニックを知り、実践することで、作品制作の技術力や完成力を高めていきます。
植物を楽しみたい、花屋の仕事として、デザイナーとして、自分自身のフリーデザインや多様なデザインを作るための基礎となるテクニックを、1回1項目に集中してレッスンいたします。
時 間: 10:00~16:00(昼休1時間)
費 用: 13,200円 (講習費・材料・テキスト込み)
参加資格は問いません。どなたでも受講いただけます。
連続に限らず、1レッスンからお申込みいただけます。
定 員:7名 満席となり次第、受付終了となります。
お電話、メールでもお申込みいただけます
Tel 0463-83-3564
Mail: info@h-arrangements.com
スケジュール
2024年 枝を組む リース制作、花束の骨組みとして、アレンジメントの花留めとして、オブジェ制作など、植物を使ったストラクチャー制作のための基本技術を訓練します。 | |
地面の世界 アレンジメントを制作する際には、器があり、器の中が地面となります。 その地面は多くは吸水フォームで構成されます。普通の吸水フォームは「隠す」必要があり、その部分も造形要素として造形する必要があります。植生的な表現から、装飾的、抽象的な表現までその地面はさまざまな姿に変化する必要があります。 地面の造形として様々なパターンを実践します。 | |
花を留める さまざまな形のアレンジメントで、花を留めるために吸水フォーム以外の方法で花を留める方法があります。 ここでは考えられるいろいろな方法を紹介しながら、特に植物を使って花を留める方法を実践します。 | |
葉を使う 花の種類よりも実際には数多い葉もの・グリーン類、その魅力と使用される基本パターンを探り、葉を効果的に使うことのできる技術を検証します。 | |
草を使う 葉ものの中でも、特に個性的で人に印象として伝わりやすいグラス類を考えます。 アレンジメントはもちろん、花束、リース、オブジェなどそれぞれの典型的な使用パターンを検証して実践します。 | |
蔓・ツルを使う ツルが持つ動きの特性や線の面白さは、長く花の作品で好まれるものです。 ツルの種類やその特性について考え、さまざまな扱い方を実践します。 | |
単色の魅力 色彩は作品作りにとって大きな効果と役割を持ちます。多くの作品には多くの色が組み合わされて面白みのあるストーリを作り上げます。 ここでは一つの色が持つ特性に集中して考え、表現を実践します。 | |
道具を使う ノコギリで切る、ペンチで針金を切る、ドリルで穴をあける、板を加工して組み立てる、釘を打つ・・・ フリーデザインの制作には、既成の器や道具では当てはまらない、自作してその空間を作る必要も出てきます。 その際に必要な道具使用の方法を作品を制作しながら実践します。 | |
12月20日(金) 吸水の方法 植物に水を与える、花の作品制作にあたってそのためにさまざまな工夫がなされます。 ここでは頻繁に使用されるグラスチューブと保水キャップについて考え、実践、またその他の可能性についても考えます。 | |
2025年 1月7日(火) モノマテリアル 一種の材料のみを選択し、その植物が持つさまざまな特性を考察して、その特性の一つを強調してみる。 植物の一人芝居のような表現です。自然観察の一環としても重要な実践です。 | |
2月28日(金) 器と花のプロポーション 器と花、どちらも重要な造形要素同士。それぞれの個性や特性を考え、それぞれの比率のバランスを作品のテーマ性から考えていきます。 花の作品では、器ももっと重要視されて良い要素です。 | |
3月18日(火) 花の向きから感じ取れる作品のリズム 作品にはテーマを伝えるために設定された、第一印象で感じ取れるリズムが必要です。 植物はどこか一定方向を向いていて、方向性を示します。植物の向きを捉える力を実践します。 |