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 フロリスト植物造形理論レッスン 全6回


1.Seminar

自然観察
自然観察の目的は、自然をすべての感覚器官で知覚し、自然の中でたくさんの経験をして、ここで得た知覚や経験を、花屋の現場での現実的なフロリストの造形、または抽象的な造形作品に生かすことにあります。


造形の文法
どのような均整のとれた造形作品にも、その意図の中に構成における秩序があります。シンメトリーとアシンメトリーについて、植物の生育を観察した生長点についてなど、作品制作における決定基準を学習します。

 


2.Seminar

植物のキャラクターと主張
花の芸術における必要不可欠な課題は、造形の中で花や植物がもつキャラクターがはっきりと表現されることにあります。花や植物の個性とキャラクターを正しく整理して、自然が豊かな表現力を持っていることを学習しましょう。


テーマを持った造形
「テーマを持って作品を作る」造形をするのに欠かせない課題です。花屋さんではお客さんの希望のために、また家庭では置く場所やプレゼントしたい相手がその作品のテーマとなるでしょう。コンテストや展示会などでも「テーマ」が掲げられていることがほとんどです。テーマやコンセプトをいかに形にしていくか、どのようにアプローチをしていくかを考えます。
 


3.Seminar


植物の動き

花や植物は、フロリストが自然の中での生長の動きを十分に考慮することによって、造形の中で最大の効果をもたらします。フロリストが生かすべき−動き−について考えてみましょう。


コントラストとハーモニー
作品の中に異なった要素の組み合わせを使ったコントラストをつけて意図された表現を導き出す。皆さんも作品制作の際に良く使う技法であると思います。コントラストとハーモニー・調和について学習します。
 


4.Seminar


植物の表面構造

植物をよく観察してみるとその花や葉、茎さまざまな部分が独自のまた似通った質感を持っていることがわかります。花や植物の表面構造は観察者の感覚や感情を呼び起こします。


グルーピングと並び方
グループは複数のモチーフから成り立っています。それぞれのモチーフはただ目的なくグループを形成するのではなく、最低でも一つの共通性・関連性を持ってグループを形成します。デザインの中で頻繁に使われるグルーピングについて、そして造形要素の配置の仕方・並び方によって変わる作品の印象を学習します。
 


5.Seminar


プロポーション・高低差

プロポーションについての知識は、造形の中で欠かせない要素です。古代の人々から受け継がれたよい比率、プロポーションが私たちフロリストの作品に及ぼす影響について学習します。一種類の造形要素からなるグループにおいても、材料に高低差や奥行きをつけることによって、より興味深く生き生きとその植物を表現でき、またその価値をより引き立たせることができます。



視覚的なバランス
花屋の現場でまたは普段花を挿す時に、定規や巻尺を使うことなく、全体のプロポーション・バランスをとろうとする、その行為が視覚的なバランスをとるということです。さまざまな構成要素によって変化する視覚的なバランスについて研究します

 


6.Seminar


色彩学

色の知覚から色が持つキャラクター、色のコントラストまで、ドイツの色彩研究で主に取り上げられている、ヨハネス・イッテンの理論を基にした色彩論を学習します。


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