自然研究からの造形

今回は53期生、54期生(現在の大きい組、小さい組)が自然研究の時間に製作した作品をご紹介します。

 自然観察・自然研究の時間は、週に2時間から4時間組まれており、フライジング周辺の森や湿地帯の自然の様子をクラス全員で出かけていって観察したり、その観察結果の記録をとったり、レポートを書いたり、スケッチをしたり、植物をテーマにした造形作品を製作したりします。

 この授業の目的は、自然を肌で感じること、そして自然の中での体験を作品の中に活かすことです。

 またフロリストにとって必要不可欠な材料である花や植物を有意義に使うための感性を磨くことも重要な授業課題です。

 今回はRinde(樹皮)をテーマとして、生徒一人一人が樹皮について考え、観察し個人の感性を作品にしたものです。