スペイン・セヴィーリャの5日間
レックス(ゲアハルト・ナイディガー先生・ヴァイエンシュテファンでの私の恩師)とクリスティーナ(ヴァイエンシュテファン52期生・私の同級生)と私は、5日間のスペイン・セビーリャでのセミナーを行ってきました。

会場はセヴィーリャ市内から車で20分ほど走ったBollollusという小さな町にある、ESCUELA ANDALUZA DE ARTE FLORAL というフラワースクールでした。

スクールには、スペイン各地方や、ポルトガルからもフロリストとして働くたくさんの人たちが訪れていました。

テーマは「寄せ植え」。ヴァイエンシュテファンの造形理論を基に、基本的なものから、実験的なもの、大きなオブジェ的な作品まで、2日間に亘って楽しいセミナーが行われました。

私達は、ドイツから紙でできた器を用意してきていたのですが、スペインでは植物材料が上手く手に入りません。毎日38度くらいになるここアンダルシア地方では、夏の植物はもう時期が過ぎてしまっていました。それでも何件かの生産者をまわって、ようやくセミナーが出来る材料を探し当てたくさんの素晴らしい作品が出来上がりました。

スペインの人々は、開放的で、自由、色の使い方も大胆で、一歩引いてまずものの道理を考えるドイツの人々とは少し違って見えました。

それでも私達の造形に対する可能性のバリエーションの講習を興味深く受講していました。

私たち三人は、スクールでのセミナーを終え、セヴィーリャで行われていた、ガーデンフェスティバルで、2時間ほどのデモンストレーションも行いました。

ここはとにかく暑い!人々にとってシエスタが必要不可欠であることは一日ここを訪れればすぐにわかります。この気候では、花のデザインをするのにたいへん難しい問題もあるでしょうが、彼らの情熱的な感覚は、きっと素晴らしいスペインのデザインを見せてくれることでしょう。

グアダルキビル川が流れるセヴィーリャは、ヨーロッパとアラブの文化が入り乱れる、とても美しい町です。街は闘牛とフラメンコの雰囲気に包まれ、真っ青に晴れた空に、オリーブ、ブゲンビリア、オレンジ、ペッパー、ミモザ、レモンなどの木々の緑が映えて、まるで夢を見ているかのような滞在でした。